新事務局長からのエール

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新事務局長からのエール

12月22日、後期中間考査の答案返却後に放送による合同終礼が行われました。
本来ならば対面で行う予定でしたが、コロナ感染状況を鑑み、放送に切り換えました。ハイスクールマンザイ2022優勝をはじめとする各種表彰や、新事務局長の紹介ができなかったのは残念でしたが、「NEWSLETEER No.8」(本校の学校通信)への記載で代替いたしました。

下に、新事務局長の挨拶を紹介いたします。洛星を支えていく熱意と、母校への愛に溢れています。
さて、今日はクリスマスタブロー本番です。次号ではその様子をお伝えできればと思っています。                          

校長 小田


〇南出貴志事務局長より


11月9日に事務局長として就任しました南出貴志と申します。

今年の5月に発覚した事件を受けて、洛星中学・高等学校の信頼を回復し、より良い学校にしていくことを期待されて就任した次第です。生徒の皆さんもいろいろ心配になられたかもしれませんが、安心してください。これからどんどん業務改善を行い、いち早く信頼を回復することはもちろん、“洛星”を京都で、いや日本で、一番の学校にしていくことを目標として、事務局長としての職責を果たしていく所存です。

とはいえ、一人の力では日本で一番の学校にしていくことは到底かないません。教職員はもとより、洛星の主役である生徒の皆さん一人ひとりが、洛星の一員であること自信と誇りを持ち、常に堂々と、日本で一番の学校にふさわしい振る舞いをしていかなければなりません。もちろん私も、事務局長として、一卒業生として、洛星の一員として謙虚に、しかしながら誇りをもって仕事をしていくつもりでおります。生徒の皆さんが、勉強に、部活動に打ち込み、いずれにおいても日本一の学校にふさわしい成績を収められる環境づくりに貢献してまいりますので、これからどうぞよろしくお願いいたします。

私は36期卒業生です。先輩として一言皆さんにお願いがあります。

それは、“あいさつ”と“身だしなみ”をまずはちゃんとしよう!ということです。

久しぶりに母校に戻ってきて感じたことは、きちんとあいさつできる生徒が少ないことと、身だしなみが乱れている生徒が多いこと。
とても残念に思いました。

どんなに勉強ができても、どんなに成績が良くても、どんなに部活動を頑張っても、あいさつと身だしなみは基本です。これは皆さんが大人になり、社会に出たとしてもまったく同じことが言えます。“あいさつ”と“身だしなみ”が大事なことは、頭では理解されていると思います。
しかしながら、はっきり言って皆さんの“あいさつ”はなっていません。

自分から、明るく元気よく、きちんと相手の目を見てあいさつ出来ていますか?

廊下ですれ違っても、恥ずかしがっているのか目を伏せ、こちらからあいさつしなければ素通りしている生徒が多く見受けられます。
恥ずかしがって、きちんとあいさつできないことを恥ずかしいことと思うようにしてください。

“身だしなみ”については、制服の着こなしです。寒いのは分かりますが、ポケットに手を入れて歩き、第一、第二ボタンを外している生徒を見かけますが、格好いいと勘違いしているのでしょうか。先輩として、とても恥ずかしい気持ちになりますし、日本一の学校に、洛星に、ふさわしい姿ではありません。

今度見かけたら、こういうところから先輩として、事務局長として、注意・指導していきたいと考えております。

洛星の、“勉強も出来て、部活動も盛ん。他人に優しく自分に厳しい”という良き伝統を受け継いでいくことを切に願っております。自由闊達な校風も、各自の「規律を守る」気持ちが土台になければ、ただのわがままし放題ということになります。高3生は高2生の、高2生は高1生の、高校生は中学生の…と、上級生は下級生のお手本となり、まずはきちんと“あいさつ”できる、“身だしなみ”を整えることから意識して取り組んでいきましょう。

中高6年間を、洛星という日本一の学校で仲間と共に過ごすことで、将来、社会で大いに活躍できる人材となるように、その礎を築いていかれることを願っております。


2022.12.23

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