このたびは本学園へのご支援をお考えいただき、ありがとうございます。
現在、募集しております寄付金はつぎのとおりです。
< 対象 >
洛星中学校・高等学校生徒の保護者の皆様
< 趣意 >
洛星中学校及び洛星高等学校の教育事業全般の運営費用に充当いたします。
< 対象 >
ヴィアトール学園洛星同窓会会員(卒業生)
ヴィアトール学園教育後援会会員(卒業生保護者)
会社等法人、その他篤志家の皆様
< 趣意 >
洛星中学校及び洛星高等学校の教育環境充実のための費用に充当いたします。
保護者の皆様
2023年4月吉日
学校法人ヴィアトール学園謹啓 春暖の候 皆様におかれましては益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
本年も、希望に胸をふくらませた前途有望な新入生と保護者の皆様を洛星ファミリーにお迎えできましたことを、心より嬉しく思っておりますと共に責任の重さをひしひしと感じている次第であります。
1952年(昭和27年)4月、中学校に入学した1期生が高等学校を卒業以来、本学園がこれまで送り出した卒業生が、国内外で広く社会の各方面にわたって活躍しておりますことは、私共の至上の喜びとするところであります。今後も引き続き、国際的視野に立って社会の発展に尽くすことのできる人材の育成ができるよう、教職員一同、精一杯努力をしてまいります。今後とも、情報教育をはじめとする教育環境の整備や教育研究施設の充実に取り組んでまいりたいと考えております。
さて、本学園の財政運営は、学費と公的補助金を大きな柱としておりますが、私学経営をめぐる環境は一層厳しい状況となっており、毎年保護者の方々を始め、卒業生、卒業生の保護者、また一般篤志家の方々からの温かいご理解のもとに寄せられる、心のこもったご寄付が大きな支えとなっております。
つきましては、昨今の厳しい経済状況の中、また時期的にも何かとご出費の多い折から、恐縮に存じますが、入学式の際にお話しさせていただきましたように、本学園の教育環境の充実、発展のため、別紙の通り、18万円のご寄付にご協力を賜りますようお願い申し上げます。
末筆ながら、皆様の上に神様の豊かな祝福がありますよう、お祈り申し上げます。
謹白
本年2月24日に突如ロシアがウクライナに侵攻しました。当初は圧倒的な軍事力の差から1ヶ月以内にはウクライナが降伏するものと予想されていましたが、戦闘は現在(11月14日)も継続しており、ウクライナが次々と侵略された地を奪還している模様が伝えられています。
さて、侵略開始当初、首都キーウ、第2の都市 ハルキウなどにも爆撃が行われ、一般市民にも死傷者が多数出ており、心配していました。そのような中、クセニア フォミチョバさんというウクライナ出身の女性が立ち上がり、ウクライナの状況をメディアなどで伝えていました。このクセニアさんは、山梨大学非常勤職員でウクライナ ハルキウ市の国立航空宇宙大学を卒業し、山梨大学で修士号、博士号を取得されました。4月に大学の同窓生のマルコヴィッチ副学長から連絡があり、この副学長先生は、ハルキウの12大学の大学院生の教育係を務めており、大学院生が日本の授業を強く希望しているとのことでした。連日爆撃の状況が報道されるなか、授業を受けるのは無理ではないかと懸念をお伝えしたところ、学びを諦めない学生が多数いて、学生は爆撃のさなか、散りぢりにポーランドなどに避難しているが、PCは持っているので、ぜひオンラインで授業を、と希望されました。山梨大学では、外国人学生のためにオンデマンドの修士レベルの授業はいつでも配信できる用意がありましたので、いくつかの科目(13科目)を提示したところ、AIやコンピューターサイエンスの授業を受けたいとの返信がありました。早速学生を募集したところ、次々と希望する学生が集まり、数名が数十名となり、最終的には550名の学生が登録してくれました。ただ、残念なことに、その頃から爆撃が強まり、離脱する学生が増えましたが、最終的に5大学22名の学生がプログラムを完遂し、eラーニングのテストも合格しました。
7月19日の修了式もZoomで実施することができ、我々も祝意を述べ、また修了生が笑顔で御礼のあいさつをしてくれました。
ウクライナの学生の学びを諦めず、真剣に学習する態度をみて心底感銘を受けました。日本の学生もぜひ見習ってもらいたいものと思っています。
なお、この一部はTIME誌(vol.200,Nos17-18,2022)に掲載されました。
理事長職務代理
山梨大学 学長
島田 眞路
洛星ファミリーの皆様、平素は「ヴィアトール学園洛星中学・高等学校教育環境充実資金」に対しまして心温まるご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
今年度も、「洛星プロテクトール」という制度により、多額のご支援や継続的なご支援をいただきました皆様を、その会員として認定させていただいております。
前期には〈特定寄付Ⅰ〉グローバル人材育成、〈特定寄付Ⅱ〉環境保全・省エネルギー として使途を特定されたご寄付の他にも多くのご協力を賜り、世界に通用する人材育成、学園の設備整備に協力できていることを、心より嬉しく感じております。
今年度も新型コロナにより海外研修はかないませんでしたが、次年度以降は語学研修等の再開も検討がなされており、また、Wi-Fi環境整備や創立50周年記念事業により全面的に建て替えられました校舎・施設の補修に多額な資金が必要とのことでございます。より充実した教育環境を維持する為、皆様方のお力を賜り、学園の教育に協力いたしたく、皆様方のご支援をお願い申し上げます。
ヴィアトール学園洛星中学・高等学校
教育環境充実資金委員会
委員長 松原 宏
[ 制度の概要 ]
2016年度以降に寄付をいただいた個人、団体について、60周年記念事業後(2012年度以降)の寄付金額により会員として認定する。
[ 会員の種別 ]
ゴールド会員:通算300万円以上
シルバー会員:通算100万円以上
ブロンズ会員:累積回数5回以上で通算10万円以上
ヴィアトール学園洛星中学・高等学校
教育環境充実資金委員会