９月28日の体育祭は、残念ながら参観して頂くことは出来ませんでしたが、縮小されたプログラムの中でも応援合戦が行われ、生徒たちは大いに盛り上がりました。

全競技終了後には、高２各クラスの応援団長から、感謝の気持ちと高３生・後輩へのエール、そして「今日一日めちゃくちゃ楽しかったです！」との声が会場のみんなに届けられました。その声に教職員も感謝の拍手。後片付けは全校で分担し、てきぱきと丁寧に行ってくれました。

体育祭を終えた今日、教員として初めて、しかも中心学年の高校２年担任として文化祭と体育祭を経験した今村先生に感想を尋ねてみました。

「ひと言でいうと、びっくりした、というところでしょうか。過去２年間、中高合同の体育祭はなかったというのに、彼らがモチベーションを高く維持していたことに驚きました。準備作業をしていく中で、彼らが前向きの意見を出し合い、お互い認め合って、新しい関係を築き、そして絆を深め合っていく姿に、教室では見られない一面を見た思いです。また、学校の体育祭にこんなにも打ち込めるのだ、とうらやましさも感じました。」と今村先生。

学校活動で垣間見る生徒たちの姿に日々驚きと喜びを覚える、というのは教師にとっての醍醐味であると本当に思います。

さて、文化祭に始まった一連の「第71回記念祭」も終了し、今日から10月がスタートします。

まだ日中30度の日も続き、なかなか秋を実感しづらいですが、キンモクセイの香りが漂い始め、暗くなると虫がにぎやかに合唱しており、日中も空を見上げればいわし雲が空一面に。やはり秋なのですね。

生徒たちにとって、豊かな実りの秋となりますように。