新年度が始まりました

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新年度が始まりました

新年度が始まってはや一か月が経ちました。

今年は復活祭(イースター)と新年度開始が重なったので、始業式の前夜自宅で「イースターエッグ」を70個作り、職員室に「よければどうぞ!」と籠に入れて置きました。

イースターエッグは、ウクライナの「ピサンキ」に代表されるような装飾品として優れたものもありますが、私が子どものころから親しんでいるのは、ゆで卵をラッピングしたり、シールを張ったり、食紅で染めたりしたもの。復活祭の長いミサのあと、配ってくれるのが楽しみです。もちろん、家に帰ってから、そのままもしくは卵サンドイッチにしたりしておいしくいただきます。今年は、ゆで卵にフィルムで覆って装飾しました。

なぜイースターに卵なのか、というと、卵は生命の象徴だから、とか、キリストが復活し石の墓から出たことが卵の殻を打ち破るということにたとえられているから、とか諸説あるようです。入学式を終えた新入生だけでなく、すべての生徒・教職員が今までの殻を破って、新しいいのちを生きることができますように、とチャプレン・ウィリアム神父とともに祈りました。小さなゆで卵ですが、新しい生活が始めるにあたって、いろいろなことを考える時となりました。

校内では、日々生き生きとした生徒の活動が繰り広げられています。今年度も折に触れ学校の様子など発信してまいりますので、よろしくお願いします。

 

校長 小田


2023.05.02

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