心に移りゆくよしなしごと~続編
前回の記事に続き、古い物を大切に活用している例についてです。
旧白梅町修道院聖堂で用いられていたベンチ椅子は、学内の景色にすっかりなじんでいます。先日の文化祭では中学演劇の大道具(列車の座席)としても活躍していました。

今回は、ヴィアトール修道会北白川修道院の取り壊しのあと、洛星の校舎で「第二の人生」を送っている物品をご紹介します。
まずは、木製のしっかりとしたテーブルと椅子です。 もともとはノートルダムの修道院で重宝され、その後ヴィアトール会北白川修道院で使用されていたものでした。北白川修道院の取り壊しの際、「処分してしまうのはあまりにもったいない!」と小田が事務の方々にお願いして洛星に運び込み、今ではすっかり玄関ホールに馴染んでいます
食卓として使われていたかどうかはわかりませんが、ノートルダム教育修道女会のシスターたちが、ここでお茶を入れて自分たちの信仰について語ったり、また、お祈りの言葉を唱えながら手仕事に励んでいらっしゃったのか……昔の姿を想像するだけで心が温かくなります。

もうひとつは、北白川の信徒の方が一針一針、心を込めて刺されたクロスステッチによる『最後の晩餐』です。作者のTさんは、今では95歳近くなられて、なかなか教会からも足が遠のいておられますが、お元気な頃は、毎日曜日だけでなく週日も早朝のミサに通っておられました。Tさんの祈りのこもった刺繡絵は、現在校長室の入口に飾られています。校内にお立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。

また、このほかにも東校地の宗教研究館にあった置物などが、まだたくさん残されています。
かつて保護者の宗教研究講座に参加されていた方々や卒業生の方で、「大切に引き取っていただける」という方がいらっしゃいましたら、ぜひお譲りしたいと考えております。
ご希望の方、気になる方は、どうぞ学校まで(小田まで)お声がけください。
校長